転職の書類選考期間が長くても不採用ではない!連絡が遅い理由や目安期間を紹介

転職活動を進めていると、さまざまな企業の書類選考に応募することになるでしょう。

そんな転職活動中で経験する書類選考では、担当者からの選考結果が遅いと不安に感じると思います。

読者さん
読者さん

書類選考の連絡がこないから不採用なのかな。

読者さん
読者さん

担当者が連絡するのを忘れているのかな。

そこで本記事では、元転職エージェントのアドバイザーが書類選考期間が長くなる理由や書類選考の目安期間、通過率がアップするコツなどを紹介します。

書類選考の結果を待っている方や書類選考の通過率をアップさせたい方は、本記事を参考にして次のステップに進みましょう!

本記事のまとめ
  • 書類選考の目安期間は2週間以内
  • 選考結果が遅い場合はほとんどの場合で企業側に問題がある
  • 2週間経過しても連絡がこない場合は直接聞いてみるのもあり
  • 書類選考の通過率を高めるにはプロからの添削が必要不可欠
転職アドバイザー澤田
転職アドバイザー澤田

書類選考の連絡が遅いと不安になりますよね。私も不安に感じます。

【 本記事の目次 】

転職で書類選考期間が長くても不採用ではない?

結論からいうと、書類選考期間が長くても不採用とは限りません。

というのも、書類選考の期間が長くなる原因には企業側に問題があるケースもめずらしくないからです。

例えば、応募者数が想定よりも多くて採用担当が応募書類を確認しきれていなかったり、人事や現場責任者など複数の部署で確認していたりする場合があります。

そのため、書類選考期間が長くても「不採用だ」とは落ち込まないようにしましょう。

転職アドバイザー澤田
転職アドバイザー澤田

私が転職活動をしていた際、2週間ほどで書類選考の通過連絡がきたこともありますよ!

書類選考期間の目安は3日~2週間

一般的に書類選考の目安期間は1週間~2週間ほどだと言われています。また、大企業よりも中小企業のほうが書類選考期間は短い傾向にあります。

中小企業の書類選考期間
大企業の書類選考期間
  • 3日~1週間ほど
  • 1~2週間ほど

大企業は一度の採用人数や応募人数が中小企業に比べて多く、その分書類選考期間が長くなるからです。

そのため、書類選考の目安期間は、あなたが選考を進めている企業の規模によって異なることを知っておきましょう。

書類選考期間が2週間以上になる5つの理由

次に書類選考期間が2週間以上になる理由を5つ紹介します。

応募者数が多いから

書類選考期間が長くなる理由の1つ目は、応募者数が多いからです。

企業が想定していた応募者数よりも多くの求職者が応募すると、採用担当の負担が大きくなり書類選考に時間がかかります。

例えば、3~7月は新卒採用の時期と重なるため、採用担当は多忙になりがちです。

また、中途採用は募集人数が少ない傾向にあり、応募が殺到するとより入念に書類選考を進める必要があります。

そのため、想定より多くの応募がある場合は、書類選考期間が2週間以上になる場合があるのです。

不採用者には連絡していないから

書類選考期間が長くなる理由の2つ目は、不採用者には連絡していないことです。

企業によっては、業務簡略化のために選考通過者のみに連絡している場合があります。

ただ、その場合は事前に担当者から「不採用の場合は連絡しません」など伝えられるはずです。

気になる方は、企業とのやり取りを見返してみて不採用の場合でも連絡がくるのかを確認してみましょう。

不採用者には連絡しない企業の場合、2週間以上経過して連絡がなければ他の選考に専念することを前向きに考えることが大切です。

土日祝日をはさんでいるから

書類選考期間が長くなる理由の3つ目は、土日祝日をはさんでいるからです。

というのも、採用担当は基本的に土日祝日が休日だからです。そのため、書類選考で土日祝日をはさむと、その分期間は長くなります。

例えば、書類を提出した日が金曜日であったり、GWや年末年始などの大型連休の前日であったりする場合は、2週間以上連絡がこないこともめずらしくありません。

複数の部署で確認しているから

書類選考期間が長くなる理由の4つ目は、複数の部署で確認しているからです。

中途採用で募集する場合、即戦力として活躍できる人材を採用したいと考える企業もあります。

そのため、採用担当の判断だけでなく、現場の責任者も書類選考の判断に加わっている場合があるのです。

複数の部署で応募書類を確認している場合は、2週間以上期間が空いてしまう可能性があります。

繁忙期などで人材採用の社内体制が整っていないから

書類選考期間が長くなる理由の5つ目は、繁忙期などで人材採用の社内体制が整っていないからです。

例えば、ベンチャー企業などの事業拡大に力を入れている企業の場合、従業員数が少なく、採用担当は他の業務も兼任している可能性があります。

そのため、繁忙期や事業拡大に力を入れている企業の場合、募集はしているけど人材採用の優先度が一時的に下がってしまっているかもしれません。

2週間経過しても書類選考の連絡がこない時の対処法

こちらでは、応募書類を提出してから2週間経過しても連絡が来ない時の対処法を紹介します。

【2週間経過しても書類選考の連絡がこない時の対処法】

担当者に連絡する

書類選考の結果がどうしても気になる方は、担当者に直接連絡してみましょう。

自分で直接応募した場合は採用担当に確認し、転職エージェントを経由して応募した場合は担当アドバイザーに確認してみてください。

また、担当者に選考結果を確認する場合は、電話ではなくメールで確認しましょう。なぜなら、採用担当は1日に多くの応募者とやり取りをしているため、電話での連絡は迷惑だと思われてしまう可能性があるからです。

それでは、メールで確認する際の例文を紹介します。

企業の採用担当に確認する場合の例文

件名:書類選考の結果について(氏名)

株式会社〇〇 〇〇様 ※不明な場合は(採用ご担当者様)
お世話になっております。〇月〇日に応募させていただきました(氏名)と申します。
この度は、書類選考の結果について、ご連絡差し上げました。
その後、選考のご状況はいかがでしょうか。

選考結果についてのご連絡をいただけそうな目安時期だけでもお伺いできれば幸いです。
ご多忙のところお手数をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。

(氏名)

転職エージェントのアドバイザーに確認する場合の例文

件名:株式会社○○の書類選考の結果について(氏名)

株式会社○○エージェント ○○様
お世話になっております。(氏名)です。

〇月〇日に応募しました株式会社○○の書類選考結果についてお伺いできればと思い、ご連絡差し上げました。
ご連絡いただける時期の目安だけでも株式会社○○の採用担当者様にご確認いただけると幸いです。

お忙しいところ大変恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。

(氏名)

転職アドバイザー澤田
転職アドバイザー澤田

転職エージェントはあなたの選考をサポートする担当です。そのため、書類選考の結果が気になる場合は気楽に相談してみてください!

他の選考を進める

2週間経過しても書類選考の結果連絡がこない場合は、他の選考を進めることも大切です。

というのも、2週間経過しても連絡がこない場合、不採用である可能性も考えられるからです。

選考結果が気になる方は採用担当にメールで連絡しておき、他の選考を同時に進めておきましょう。

書類選考で合格率を高めるポイント

こちらでは書類選考で合格率を高めるポイントを紹介します。
書類選考に応募するけど、なかなか通過しないと悩んでいる方は、こちらのポイントを参考にしてください。

応募先企業の求める人材像を把握する

書類選考の通過率を高めるには、応募先企業の求める人材像を把握しましょう。

というのも、応募先企業が求める人材像を把握せずに応募書類を作成しても、採用担当の心に響かないからです。

例えば、営業担当を募集している企業に提出する応募書類に、「一人で黙々と作業ができます」「細かい作業が得意です」と記載しても採用したいとは思いません。

そのため、応募する業種や企業の社風、募集要項などを確認して応募先企業が求める人材像を把握しましょう。

転職アドバイザー澤田
転職アドバイザー澤田

応募先企業の求める人材像を把握しておくだけでも、書類選考の通過率は大幅にアップしますよ!

転職エージェント経由で応募する

書類選考の通過率を高めたいのであれば、転職エージェント経由で応募する方法もあります。

というのも、転職エージェント経由で応募することで、応募書類を添削してくれたり、採用担当にあなたのことをアピールしてくれたりするからです。

転職エージェントの役目はあなたを応募先企業に入社させることです。

そのため、採用担当に好かれる応募書類の書き方を教えてくれます。

また、担当アドバイザーが応募先企業の採用担当と直接やり取りをしてくれるため、あなたの人柄などを書類選考の際にアピールしてくれる場合もあります。

よって転職エージェント経由で応募することで、書類選考通過率を大幅に高められるのです。

書類選考期間についてよくある質問

最後に、書類選考期間についてよくある質問を紹介します。気になる質問があれば確認してください。

リクルートエージェントの書類選考期間は通常よりも遅い?

リクルートエージェントの書類選考期間は、一般的な企業と大きな差はありません。

というのも、リクルートエージェントが300社に調査した書類選考期間の結果によると、およそ91.7%の企業が1週間以内に応募者に連絡していることがわかっているからです。

リクルートエージェントが調査した書類選考期間
1日以内
24.7%
3日以内
39.3%
1種間以内
27.7%
2週間内
6%
1カ月以内
2.3%

参考:リクエストエージェント「転職の書類選考の期間はどのくらい?連絡がこない理由と対処法は?」

ただし、回答している企業の中には1カ月以内に連絡しているところもあるため、企業によっては連絡するまでの期間が遅い場合もあると言えるでしょう。

書類選考で不採用になった企業に再度応募するのは問題なし?

結論から言うと、書類選考で不採用になった企業に再度応募することは問題ありません。

ただし、再度応募する場合1年以上期間をあけた方が良いです。というのも、短期間で何度も応募してしまうと、企業に悪い印象を与えてしまう可能性があるからです。

不採用になってから1年以上期間をあけることで、企業の採用担当が変わったり、求める人材像が変わったりします。

そのため、書類選考で不採用になったとしても、再度応募することで選考に通過する可能性はあります。

書類選考の期間が1カ月かかることもありますか?

企業によっては、書類選考の期間が1カ月かかることもあります。

基本的には書類選考に1カ月もかかりませんが、補欠要員であったり他の応募者の内定承諾の可否を持っていたりする場合は、1カ月かかることもあるでしょう。

転職アドバイザー澤田
転職アドバイザー澤田

ただし、応募書類を提出してから2週間以上経過している場合は、過度な期待をしないようにしましょう。

まとめ

今回は、転職での書類選考期間について転職のプロ目線で解説しました。

結論としては、書類選考期間の目安は3日~2週間以内です。また、書類選考期間は企業規模によって異なる傾向にあります。

中小企業の書類選考期間
大企業の書類選考期間
  • 3日~1週間ほど
  • 1~2週間ほど

そのため、応募先企業に書類を提出して2週間以上経過している場合は、担当者に直接連絡するか、他の選考を進めることが大切です。

また、「書類選考になかなか通過しない」と悩んでいる方は、書類選考通過率を大幅に向上させてくれる無料の転職エージェント経由で応募しましょう。

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