転職活動したらあっさり内定!入社すべき?3つの危険性と判断基準を解説

読者さん
読者さん

転職したらあっさり内定をもらったんだけど、入社して大丈夫…?

読者さん
読者さん

悪くない会社だと思うけど、入社を判断する際の基準とかってある…?

このような悩みや疑問を抱いている方に向けて、本記事では、元転職アドバイザーがあっさり内定を出す企業の危険性や入社を判断する際の基準などを紹介します。

読み終われば、入社すべきか否かの判断が適切に行えるようになるため、ブラック企業に就くリスクを抑えられ、自分の理想により近い職場で働けるようになりますよ。

また、辞退連絡をする時期や、内定先を増やす方法といった有益な情報も解説するので、ぜひ最後までご一読ください。

本記事のまとめ
  • あっさり内定が出たら判断基準を確認することが大切!
  • 自分に合った転職先に入社したいなら複数の候補から選ぼう!
転職アドバイザー澤田
転職アドバイザー澤田

あっさり内定が出たら誰でも不安に感じますよね。。。!

【 本記事の目次 】

「転職活動したらあっさり内定」は十分ありえる

転職活動を始めたばかりの頃は、モチベーションも高く真摯な態度で面接に臨めるため、面接官にも好印象を与えやすいです。

また、転職活動の序盤に応募する企業は、自分のスキルや経験になるべくマッチするところを選ぶケースがほとんどですよね。

そのため、「こんな自分でも受かるかな…」と不安に思っていたにもかかわらず、あっさり内定が出るケースも珍しくないのです。

とはいえ、1社目で内定を得たからといって、入社を即決断するのはおすすめできません。

なぜなら、その企業への入社が自分にとって最適な選択肢になるとは限らず、入社後に「失敗した…」と後悔する恐れがあるからです。

したがって、転職であっさり内定が出た場合は、本当に入社しても良いのか、入念なチェックを心掛けましょう。

転職アドバイザー澤田
転職アドバイザー澤田

転職をする際は、複数の選択肢を用意しておくことが大切ですよ!

転職であっさり内定を出されたときの3つの危険性

あっさり内定を出す会社には、人材の入れ替わりが激しいブラック企業などの会社もあります。

そのため、あっさり内定を出す会社の危険性を知らずにいると、入社してから後悔してしまう可能性があります。

こちらでは、転職であっさり内定を出されたときの危険性を3つ紹介するので、目を通しておいてください。

転職アドバイザー澤田
転職アドバイザー澤田

『転職したらブラック企業だった』なんてことは回避したいですよね!

①ブラック企業の可能性がある

働きやすい環境や待遇の良い職場は人気が高く、応募者も殺到するため、人材の選定にはどうしても時間がかかるものです。

一方で、応募者がほとんど集まらなかった、もしくは常に人手不足の状態に陥っている企業は、人材の選定に時間をかけない傾向にあり、あっさり内定を出す場合があります。

このようにあっさり内定が出た場合は、長時間労働や過重労働を強いるブラック企業の可能性が考えられるため、すぐに入社を決断するのは得策ではないでしょう。

②ほかの企業と比較せずに入社してしまう

あっさり内定をもらえるのは、誰でも嬉しく感じるものです。

自分の能力を認めてくれた企業ということもあり、すぐにでも入社を決断したくなりますよね。

しかし、あなたが理想とする労働環境の職場が、1社目で運よく見つかるケースはなかなかありません。

入社後に「ほかの企業のほうが条件が良かった…」と後悔するのは、よくある失敗談です。

そのため、転職であっさり内定が出ても焦って入社せず、ほかの企業の情報を再チェックしたうえで、入社すべきか検討しましょう。

③不利な雇用条件が追加されている可能性がある

企業によっては事前に聞いていた雇用条件と異なる、不利な条件を追加してくる可能性があるため、あっさり内定をもらった際は、雇用条件について再度確認することが大切です。

たとえば、正社員として入社を希望していたのに、実際には「契約社員」として記載されるケースなどです。

ありえないと思う話ですが、「面接中に伝えたつもりだった」などの理由で、気付かないうちに不利な条件が追加されていたケースは意外とあります。

企業にとって都合のいい条件での採用であることから、あっさり内定をもらえた可能性もあるため、雇用条件を再度見直してみてください

転職における一次面接の平均通過タイミングを紹介しています

事前チェックで不安解消!転職であっさり内定を出された際の判断基準5選

あっさり内定が出た企業に入社するのはさまざまな危険性があるため、慎重に判断したうえで入社を決断することが大切です。

そこで、入社すべきか否かを判断する際に役立つ5つの基準をご紹介します。どれも簡単にチェックできるので、入社前に目を通してみてください。

転職アドバイザー澤田
転職アドバイザー澤田

あっさり内定が出たら、判断基準を確認して承諾するかを考えましょう!

①誰でも入社できるような募集要項ではなかったか

転職であっさり内定が出た企業の募集要項に、以下のような記載がなかったかチェックしてみましょう。

  • 未経験歓迎・年齢不問
  • 若手が活躍
  • 大量採用
  • みなし残業代含む
  • 和気あいあいとした職場です

魅力的に見えますが、いずれも離職率が高い職場にありがちな募集要項です。

このような募集要項の求人は、人材の質より量を重視している傾向にあり、厳しい労働環境下で働かされる可能性が高いです。

そのため、これらの募集要項がある場合は、求人情報だけでなく、企業のホームページや説明会などの情報も考慮して入社するかを判断しましょう。

②離職率が高い企業ではないか

離職率が高い企業は、以下のような特徴があります。

  • 残業を強要する・残業時間が長い
  • 有休申請が承諾されにくい
  • 給料が同業界同職種よりも低い
  • 公平な評価をしていない
  • 福利厚生が整っていない
  • パワハラ・モラハラなどが横行している

いずれもブラック企業に該当する特徴であり、離職率の高さは、労働環境の悪さを示すバロメーターともいえます。

そのため、入社前にできる限りチェックしておきたいポイントですよ

なお、離職率の高さは、東洋経済新報が出版する「就職四季報」や転職サイトなどで確認できます。

③企業の口コミ・評判は悪くないか

現在働いている人や以前働いていた人のリアルな意見は、あっさり内定を出した企業への入社を検討するうえでとても有用な参考材料となります。

そして実際に働いた人から悪評があまりにも多い企業は、労働環境が悪いと考えられるため、避けたほうが賢明です。

なお、口コミを参考にする際は、「給料が安い…」「残業が多い…」といった明らかに悪いとわかる意見だけでなく、以下のような口コミにも注意しましょう。

  • 頑張った分だけしっかり評価されます
  • 常に刺激的な仕事に携われます
  • 海外出張や転勤の機会が豊富にあります
  • 毎週のように社内イベントがあって結束力が強いです

いずれも、人によっては大きなストレスを感じるポイントです。

できる限り多くの口コミを参考にし、企業の実態をしっかり把握したうえで入社の検討をしましょう。

④選考過程が雑ではなかったか

あっさり内定が出た企業の面接選考が、以下のような内容だった場合は、注意が必要です。

  • スキルや経歴について詳しく聞かれなかった
  • 面接中に内定をもらった
  • 1回目の面接で採用連絡が来た

いずれも、十分な選考をせずに内定を出している印象がありますね。

選考過程をまともに踏まず、内定を出す企業の場合は、「人手が足らなくて、誰でもいいから入ってほしい…」と考えている離職率が高いブラック企業の可能性もあります。

そのため、選考過程を雑だと感じた企業から、あっさり内定が出た場合は、別の企業への応募も視野に入れておいたほうが良いですよ。

しかし、1回目の面接で内定が出された際は、あなたのスキルや経歴を高く評価したからという理由もあります。したがって、面接でのやり取りから判断することも大切です。

⑤働く姿をイメージしてワクワクできるか

内定が出た企業で自分が働いているイメージをし、つまらなそうに働いているシーンばかりが浮かぶようであれば、避けたほうが賢明です。

一方で、働く姿をイメージしてワクワクするなら、労働環境が多少悪かったとしても、自分にとって天職である可能性が高いです。

たとえば、以下のようなシーンが自分のなかではっきりとイメージできるなら、入社する価値は高いといえるでしょう。

  • 同僚と成功を分かち合う
  • 失敗してもめげずに乗り越えている
  • 新たなスキルを得て成長している
  • 仕事内容について友人と語る

やりがいを感じない仕事をずっと続けるのはつらいです。

待遇ばかり意識するのではなく、仕事内容も考慮したうえで、あっさり内定が出た企業に入社するのかを決めることも大切ですよ。

内定の辞退は1週間以内を目安に

ここまで記事を読んだ人のなかには、「今回は内定を辞退しようかな…」と考えている人もいるでしょう。

また、いつまでに内定辞退の連絡をすればいいのか悩まれている人もいるはずです。

すぐにほかの転職先が見つかるとは限らないですし、せっかく採用されたのだからギリギリまで迷いたいですよね。

しかし実は、内定辞退を伝えるべき時期は法律で決められており、「入社予定日の2週間以内まで」と定められています。

とはいえ、これはあくまで法律で定められた期限であり、実際のところは、内定をもらってから1週間以内に連絡するのが一般的なマナーとなります。

ほかの人員を確保する手間がかかるなど、連絡が遅くなるほど企業にも迷惑がかかるため、最低でも1週間以内に辞退連絡をしましょう。

転職アドバイザー澤田
転職アドバイザー澤田

内定を辞退する際は、できる限り早い段階で伝えることが大切ですよ!

比較先を増やそう!内定先を増やしてくれる転職サービス2選

内定先がひとつしかないと、「ほかが受かる保証もないし、ここでいいか…」と妥協してしまいがちです。

しかし、先ほど解説したとおり、妥協してあっさり内定が出た企業に就職すると後悔する可能性があるため注意が必要です。

そのため、自分が理想とする職場に就きたいのであれば、内定先を増やして比較先を増やすことがベストなのです。

そこで、転職の専門家として、内定先を増やすしてくれるサポーターを2社紹介します。

転職アドバイザー澤田
転職アドバイザー澤田

応募した求人がブラック企業であるか不安であれば、企業情報に詳しいアドバイザーに相談してみてください!

エージェントneo

画像引用:エージェントneo

『エージェントneo』は、社会人経験が浅い若年層におすすめの転職サービスです。

書類の添削や面接対策、業界・職種に関するレクチャーなど、内定の可能性を高めるうえで役立つサポートを提供してくれます。

『エージェントneo』を利用した人からは「社会人経験がほとんど無いのに転職できた」という声も多数あり、エージェントのサポートレベルの高さもうかがえます。

サービス費用は無料で、最短6日で内定を獲得した実績もあるため、就職先の選択肢を広げたいと考えている人におすすめのサービスです。

口コミ・評判

・親身に相談に乗ってくれる
・自分に合った企業さんを紹介してくれる

本当にありがとうございました。
転職以外の話もたくさんできて、嫌な顔せず聞いてくださって嬉しかったです!
もっともっとお話したかったです

引用:エージェントNEO
スクロールできます
運営会社株式会社ネオキャリア
所在地東京都新宿区西新宿1-22-2
新宿サンエービル2階
代表者西澤 亮一
転職アドバイザー澤田
転職アドバイザー澤田

「エージェントneo」社会人経験が浅い人におすすめの転職サービスですよ!

「エージェントneo」の無料相談はこちら(登録時間30秒)

きづく。

画像引用:きづく。

『きづく。』は、自分の強みや価値観の分析、業界や企業選びのアドバイスなど、さまざまな視点でキャリアコーチングをしてくれる支援サービスです。

IT関連やサービス業、人材教育といったキャリアの専門家が多数在籍しており、利用者が理想とするキャリア像に合わせて、専任のコーチが支援してくれます。

2020年に開始した比較的新しいサービスでありながらも、累計1500人にのぼる豊富なコーチング実績を誇っており、信頼性は高いです。

選考通過率を上げることに成功した」といった多数の好評な口コミを集めており、自分のキャリアに迷いが生じているなら、試しに相談してみるのも良いでしょう。

ただし、利用料金は月額制であることから、お金をかけて有益な情報を知りたい人におすすめの転職サービスだといえます。

  • 強み発見プラン:3,724円/月
  • キャリアデザインプラン:10,641円/月
  • 転職サポートプラン:12,769円/月
  • 安心転職サポートプラン:19,685円/月
スクロールできます
運営会社株式会社one-recollection
所在地東京都港区六本木7-14-23
代表者近藤奎祐
転職アドバイザー澤田
転職アドバイザー澤田

「きづく。」は有料の転職サービスであるため、キャリアアップ転職などを目的とした精度の高い転職サポートを受けたい人におすすめです!

「きづく。」の無料相談はこちら(登録時間30秒)

あっさり内定が出ても心配不要!明確な判断基準で理想の転職先へ

あっさり内定を出す企業は、ブラック企業の恐れがあったり、不利な雇用条件が追加されていたりする可能性があるため、入社をすぐに決断するのは控えるべきです。

そのため、あっさり内定が出た場合は、離職率が高くないか評判は悪くないかなどの判断基準を設け、しっかりと検討することが大切です。

また、複数の企業を比較検討できれば、転職の成功率も各段に上がるため、転職サポートサービスを活用して内定先を増やすことも視野に入れましょう。

本記事で紹介した判断基準やおすすめの転職サービスを参考に、理想の転職先を見つけてみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
【 本記事の目次 】